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About
「半分の空を交換する」は、映画『ゴンドラ(2023)』の、すれ違う乗り物の窓越しに交わされる静かな視線や、言葉がなくても誰かと世界を少し変えていける感覚から着想を得た曲です。遠くへ行けない場所にいることを、ただの停滞や不自由として扱うのではなく、同じ景色を何度も通り過ぎる日々のなかで、少しずつ自分の明日を選び直していく時間として描いています。「半分の空を交換しよう」という言葉には、相手を完全に理解できなくても、それぞれが見ている景色や抱えている未来を少しずつ手渡し合うことで、孤独の輪郭がやわらいでいくという願いを込めました。届かない距離を美化するのではなく、届かないまま終わらせないために手を伸ばすこと、「終点なんて地図の都合だ」と自分たちの行き先を取り戻そうとすることを通して、変われないように見える毎日の中にも、人生を出発させる小さな合図はあるのだと歌っています。
Sound
- テンポ
- 120-130 BPM疾走感と安定したリズム感のあるアップテンポ
- 編成
- シンセベース / シンセサイザー / ドラム
- 雰囲気
- 女性ボーカルエレクトロ・ポップダンス・ポップキャッチーアップテンポ
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半分の空を交換する
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Lyrics
窓に貼った 逆さの星 今日も空を 通り過ぎる 朝の制服 袖を通して 昨日の迷いを 少し脱いだ 役に立つため 動く街で 役に立たない夢を守った 谷の向こうの 小さな窓に あなたの気配が灯るたび 「大丈夫」さえ言わないまま 心が君へと 追いついてゆく 会えない時間も 決まりだった 会える数秒が 世界を変えた 誰にも見えない 合図だけで 曇った世界を 塗り替えた 半分の空を 交換しよう 君の明日と 僕の今日を 届かないから 美しいなんて もう言わない 手を伸ばすよ 同じ場所を 往復しても 心はまだ はじまりのまま 終点なんて 地図の都合だ 想像力で 次の駅へ Ah-ah 空中の交差点 Ah-ah 言葉より遠くへ Ah-ah ふたりの窓から 未来が手を振った わざと選んだ 靴の色に 気づく人なんて いなくていい 正しさばかり 並ぶ街角に 誰にも似ない花を 咲かせよう 「ここから出たい」じゃなくて 「ここを出発にしたい」と 胸の奥で 鳴った合図が 古い境界を 静かに越えた 見過ごされそうな 小さな願い ひとりのルールが ほどけてゆく ねえ 道が見えなくても 迷うためじゃない まだ渡していない 半分の空を見よう 半分の空を 交換しよう 君の未来と 僕の勇気を 離れていても 同じ高さで 世界を少し やわらかくしよう 同じ場所を 往復した日々 全部 飛ぶための練習だった 終点なんて 地図の都合だ 想像力で 次の駅へ 遠くへ行けない この場所から 僕らはもう 出発してる