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About
子どもの頃に夢中で観た映画『グーニーズ』への、小さな返事みたいな曲です。地図も宝箱も出てこないけれど、「あの頃、本気でなにかを探していた自分」を思い出しながら書きました。放課後の帰り道や、少し伸びた校舎の影、言えないまま飲み込んだ言葉たち——そんな景色を、大人になった視点からそっとなぞっています。軽快なビートボックスとツインボーカルのリズムには、あの頃の足音や鼓動の感じをそのまま閉じ込めたつもりです。もう無鉄砲には飛び出せない年齢になっても、胸のどこかでまだ「名前のついていない光」を探している人に、ふと寄り添う一曲になっていたらうれしいです。
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まだ名前のない光
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Lyrics
終わりかけの街灯の下 少しだけ長くなる帰り道 言えなかった言葉は 今も胸の奥でほどけない 夕焼けはあの頃より静かで 笑い声だけ遠くなる それでも隣を歩く気配が まだ何かを信じさせる もう子どもじゃないこと もう戻れないこと わかっているのに なぜか手放せなかった まだ名前のない光へ 僕らは手を伸ばしてる 失くしたものの数だけ やさしくなれた気がした 答えはたぶんいらない ただ同じ空を見上げて この瞬間が消える前に 僕らは静かに泣いていた あの頃の無鉄砲さは どこかに残っているだろうか 守るものが増えたぶんだけ 心は少し遅くなった それでも遠くで鳴る声に まだ振り向ける自分がいる 何もない夜じゃないと 今なら言える気がする 迷うことをやめても 探すことまでやめない 大人になった今だから 見える光がある まだ名前のない光へ 僕らは歩いていく あの頃のまなざしを 今も胸にしまったまま 答えはたぶんいらない ただ同じ空を見上げて この夜が終わる前に 僕らは明日を抱きしめる まだ名前のない光 あの頃からずっと