About
静かな夜に、自分の気持ちと向き合うときの空気感を切り取った曲です。失ったものやすれ違いを抱えながらも、「それでもまだ進めるかもしれない」という感覚を淡く描きました。映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』から、極限の状況でもどこかに残り続ける希望や友情の感触をヒントにしています。宇宙の物語を、テーブルの上の本やコーヒー、ささやかな光のイメージに置き換えてみました。気が向いたときにふと思い出してもらえるような、日常に静かに馴染む一曲になっていたらいいなと思います。
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光をわけあう理由
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Lyrics
目を閉じたまま 歩きつづけて 君の声だけが かすかに残る あの日の約束も 本棚の奥で 少しずつ 色を失ってた それでも夜が静かすぎて 心のノイズが 星みたいに瞬いた 光をわけあう理由を 今 見つけたい すれ違っても まだ信じられるように 僕がここで笑うこと それがもし救いなら 君にも届くように 祈ってる 冷めたコーヒー 窓辺の景色 少し前よりも 明るく見えた なくしたものを 数える夜に ひとつでも 残る温度を探した 胸の奥で誰かが言う 「終わりじゃない、まだ歩ける」と 光をわけあう理由を 今 抱きしめて ほどけていく 夢の欠片(かけら)を拾いながら 僕がここに生きること それがもし希望なら 明日もまた 歩き出せる ねぇ 君の笑顔が 遠くに見えて 時間の流れが 宇宙(そら)みたいだった でもそれでいい 君がいる世界で 今日も誰かが 星を見上げる 光をわけあう理由は 名前のない想い すれ違いも 優しさに変えていける 生きるということは たとえ儚(はかな)くても その瞬間(とき)を たしかに照らすから